温度測定
いごこちリフォーム前には必ず温度測定をします。
施工前と施工後での変化を、体感だけでなく実際に目で確認したいから
ちなみに温度ってどこを測るべきだと思います?僕は、以下の通り図ります。
- 日陰の外気温
- 室温
- 表面温度(上中下)
です。なぜ表面温度を上中下で測るかというと、断熱後この差が縮まっていることを期待し確認したいから。
我が家の床下断熱は、涼しくなってから行うためどこまで縮むかは微妙ですが楽しみです。
以下が今回の施工前の測定結果です。

今回はまず、ホールから施工をすることになりました。
夏場は強い朝陽が当たるうえエアコンをかけているのはLDKだけ、一番熱い2時ころになったらトイレに行くときは、うだるような暑さ、これが現状の温度です。
ちなみに、冬の温度も完全にヒートショックを起こす温度差、早く何とかしないと。
まずは外気温

34℃これはちなみに日陰の温度です。日なただったら何℃なのかと思うとぞっとしますね。
続いてホールの室温です。

30.8℃これは確かにエアコンをつけた部屋から出た直後は、うだるような暑さに感じますね。
(ホールと外気温との温度差はマイナス3.2℃)
(ホールとLDKとの温度差はプラス5.5℃)
ちなみにホールのドアは上中下段に分けて測ってみました



下段と中段の温度差で0.9℃、下段と上段では1.6℃も違います。我が家は2階建てなのでそこまで屋根の日射熱の影響を受けているとは思えないのですが、やっぱり暖かい空気は上に上がるんですね~。
続いてトイレの室温です

31.6℃、どうりでトイレに行くのが嫌になるはずです。
興味深いのはほんの1~2mずれただけなのに外壁に近いことと、窓があるからかホールに比べて0.8℃も高いです。
(トイレと外気温との温度差はマイナス2.4℃)
(ホールとLDKとの温度差はプラス6.3℃)




衝撃的な温度!特に窓は35℃越え外気温より高い!
ちなみに体感温度は室温と表面温度を足して2で割ったものなので
トイレに座った時の窓の近くにいく顔のあたりの体感温度は
(31.6℃+35.4℃)÷2=33.5℃
これは早く何とかしないといけません。
このままにしておいたら…
体にもよくないのは明らか、夏でまず思い浮かぶのが熱中症ですがそれだけではありません。

実は脳梗塞は、夏一番起こるのです。汗をかいて水分が不足して血液がドロドロになりやすいうえ、夏もヒートショックが起きるからです。
この点から考えても、普段使いの場所を集中的に断熱する「いごこちリフォーム」は、健康面からみても、費用面からみても理にかなっていると思います。
次回は、いよいよ施工に入りたいと思います。



