まだまだ暑い日除けつけて
9月に入りほんの少し温度が下がりましたがまだ侮れませんね。
僕は外へ出るとついつい他のお家が気になってしまうのですが、シェードや簾をつけているお宅がまだまだ少なく感じます。
エアコンを上手に使いましょうとよくメディアで訴えていますが、
その通りと思う反面省エネのためにも日除けの採用をもっと訴えていかないといけないのでは?と思ってしまうのは僕だけでしょうか?
日除けをつけないのはなぜなのか?
①どんなに日除けをしても、それだけで夏に室内で快適に過ごせるわけではない。
②だからエアコンを使う
③エアコンを使うから別に日除けはいらないのでは?と思う
④つけるのがめんどくさいもん
という悪いルーティーンになっているような気がします。
それは、快適にはなるかもしれないけど省エネではない。ということになってしまうんですけどね。
省エネエアコンを使っているから、省エネに寄与しているといわれそう。では、もったいないですよというアピールの仕方にしようと思います。
窓は電気ストーブと捉えましょう
なにを言っているのかといわれそうですが、自分はこれでやっぱり日除けちゃんとしようと思いました。
夏の南面の窓に当たる太陽のエネルギーは
最大444.4W/㎡、平均140.8W/㎡で
東西面は
最大694.4W/㎡、平均で168.4W/㎡だそうです。
我が家のようなシングルガラスは88%の熱が入るので
夏場の南面
最大444.4W/㎡ × 0.88=391W/㎡
平均140.8W/㎡ × 0.88=124W/㎡
夏場の東西面
最大694.4W/㎡×0.88=611W/㎡
平均168.4W/㎡×0.88=148W/㎡
のエネルギーが1㎡あたり部屋に入り熱になります。
我が家は南面に約17㎡の窓があるので
最大17㎡ × 391W/㎡=6648W/㎡
平均17㎡ × 124W/㎡=2108W/㎡
東西面は15㎡のまどがあるので
最大15㎡ × 611W/㎡=9165W/㎡
平均15㎡ × 148W/㎡=2220W/㎡
合わせると
最大で15813W/㎡
平均で4328W/㎡
の太陽エネルギーが家に入り熱に代わっています。
これを電気ストーブに換算すると
1本の電熱線のワット数は500Wが一般的で、これが2ほんついていることが多いと思うので、
1台が1000Wの電気ストーブが最大で15.8台・平均で4.3台ついているのと同じことになります。
これはやばいですよね、あまりにももったいないというかバカバカしい。
だから我が家はすべての窓に日よけをつけて、電気ストーブを切っています。
日除けをつけたら17%しか日射熱エネルギーは入ってこないので
最大で13台、平均で2.6台の電気ストーブを切ることができます。
あなたの家の電気ストーブは何台つきっぱなしですか?
日除けをつけて電気ストーブを消してパッシブな暮らしをしましょう。







